バスガイド日記

夏場ｼｰｽﾞﾝOFFの暇な時期を利用して昨日・今日の２日間に分かれ、ガイド研修を行ってきました。

今日は営業の砂川さん・ガイド24名の計25名で会社を9:00に出発！


辿りついた場所は琉球王国のｸﾞｽｸ及び
関連遺産郡のひとつに指定されている「中城城跡」


本日7月17日(木)中城村文化財案内人 「中村さん」のご案内で2時間程、
城内を回ってきました。


標高167mの丘の上に築かれた城で14世紀後半、先中城按司によって築かれ、築城家として有名な「護佐丸」の居城として知られております。

城内は6つの郭から成り立ち県内に残されている城の中で最も保存状態が良く500〜600年前の築城の原形をとどめ遺構等も数多く残されています。
石積みも年代によって積み方が異なり野面積み・相方積み・布積みと３つの積み方が見られるのは、ここ中城城跡のみだそうですよ♡

本土ではなかなか見られない美しい曲線を描き
別名「雅な城(みやびなｸﾞｽｸ)」


護佐丸によって築かれた
楕円形のアーチ門


更には二の郭からは東シナ海・太平洋の両方の海を眺める事の出来る眺望の素晴らしい城です。






そして、お昼を済ませ
午後は、世界遺産の1つに数えられている海抜98mの「勝連城跡」へ。
11世紀〜12世紀頃には築城されていたと言われる勝連城は五連郭の城で、遠くから見ると巨大な戦艦にも見られると有名です。

別名「進貢船の城(しんこうせんのｸﾞｽｸ)」




案内人は、史跡ガイドの会 なかむらさん
ｸﾞｽｸのｵｰﾙ顧問を努めているそうです♡


なかむらさん曰く、
沖縄のｸﾞｽｸを知るには、まず中城城跡→そして勝連城跡を見るのが１番良い！と言っておりました。

また、こちらの城も城壁に登ると太平洋の中城湾・金武湾と眺望が素晴らしく




最も栄えていたのは
阿麻和利の時代。
朝鮮や中国との貿易が盛んで首里にも
勝るとも劣らなかったと伝えられています！なかむらさんの熱心な案内で、こちらも炎天下の中、2時間ﾁｮｯﾄの研修でした。

ガイドの皆さん、汗だくになりながらも夏場の研修頑張っています♡




皆さんも沖縄の世界遺産郡を是非とも見学に来て下さい...♪*ﾟ

また本日は今月で雇用延長退職の予定の与儀さんがﾄﾞﾗｲﾊﾞｰを努めて下さいました。
中部観光に入社して22年間
安全運転に努め沢山のお客様を色んな観光地にご案内して来ました。
与儀さん 22年間、本当にお疲れ様でした♡
もしかしたら新たに延長もあるかもしれないというので今後も宜しくお願いします...♪*ﾟ

☆nanaka☆